アマゾン倉庫でアルバイトやってみた。
アマゾン倉庫で働いたわけ。
私はそれまでとある金融系で事務として働いていました。ですがとにかく毎日気を使ってクタクタでした。で、もう辞めてやろうと決意した訳です。そんなこんなな時に、自宅からの行動範囲内にアマゾンの倉庫があったので、事務を辞めたら行ってみてやろうなんて考えていました。アマゾン倉庫はブラックだと噂に聞いていたので、どれだけのブラックさなのか確かめてやろうと。
仕事を辞めてすぐに派遣会社に登録し、アマゾン倉庫へ行くことになりました。
アマゾン倉庫ではアマゾンの直接な雇用はありません。何社かの派遣会社でアルバイトが募集されているので、それに応募しないといけません。時給はどの派遣会社でも同じです。ただ、派遣会社ごとにキャンペーンや派遣登録時に何かプレゼントなどやっているので、好みの派遣会社を選ぶといいと思います。
アマゾン倉庫で働くには研修(オリエンテーション)に参加必須。
アマゾン倉庫で働くにはまず、数時間の研修(オリエンテーション)に参加しないといけません。これに参加しないと働けません。アマゾン倉庫は運用を任された運送会社が管理していますので、運送会社のリーダーやトレーナーが指導します。
研修はおもに、倉庫での注意事項について覚えます。難しい事はまったくありません。倉庫では大きな荷物や荷物を運ぶカートなどが行きかうので、右側通行の徹底、通路での声掛け、重い荷物の運び方などなど、ケガをしないように指導されます。(実際に通路を見たり、荷物の持ち上げ方を体験します。)服装の決まり、ロッカーの使い方、出勤や退勤時にやる事などもあります。
ちなみに、服装は当然下半身はパンツスタイル、色などの制限はありませんが、パーカなどのフードがついた服はNGです。動きやすい服装が基本です。
アマゾン倉庫内では、とにかく立ちっぱなしです。ちょっとここに座って休憩しよ。とか無理です。速攻で怒られます。座れるのは休憩時間だけです。
スマートフォンは持ち込めません。倉庫から出る時には金属探知機を通ります。倉庫内では進入禁止のエリアがあって、そこに立ち入るのは絶対に禁止です。立ち入ったのがバレたら一発で辞めさせられます。
そんな研修を受けたら、次は早速仕事開始です。
どんな仕事の担当になるのか。
アマゾン倉庫内での仕事は本当にたくさんあります。おおまかにインバウンドとアウトバウンドがあって、荷受け、保管、ピッキング、梱包、配送など。でも細かい仕事がたくさんあるんです。でも自分がどんな仕事になるのか希望は聞いてもらえません。恐らく、行ってみないとどこの担当になるのか分かりません。
でも男性は力が必要な仕事の担当になる可能性がありますが、女性にはさせていないと思います。物理的に力が必要なので、女性にはそもそも向かないのは仕方ありません。

誰がどの仕事になるのか、どうやって決めているのか不明です。倉庫を管理している運送会社がどこに何人配置して、どんな仕事を担当させるのかを決めています。ですので、派遣会社の人に自分の仕事が何になるのか聞いても分からないんです。
派遣会社としては、この日はこの人数確保して下さいという依頼を受けて、ワーカーのシフトを管理しています。
という訳で、初めての出勤では私の担当はピッキングになりました。ピッキングとは、お客さんの注文の品を保管場所から取り出す仕事です。今になって思いますが、このピッキングが一番キツイ気がします。
ピッキングは、倉庫によって、ひたすら歩いて商品が保管されている場所まで移動を繰り返すタイプと、下記の動画の様なロボットが来てくれるタイプとに分かれます。
私はロボットが来てくれるタイプの倉庫でのピッキングでした。
とにかく生産性を要求される。
アマゾンでの仕事ではとにかく生産性が要求されます。仕事内容にもよりますが、時間内にどれだけ多くこなしていくか。
例えばピッキングは、モニターに「どの棚何列目のこの商品をピックして下さい」と要求されるので、すかさず取り出し、コンテナに入れます。そして「入れましたよ」のボタンを押す。
この一連の流れはすべてモニタリングされていて、モニターに表示されてから取り出してコンテナに入れるまでの時間をずっと計測されています。ですので、詰所の大きなモニターにランキングが表示されていたり、そこかしこの壁にランキングが貼りだされます。
生産性の数値には最低ラインがあって、それを超えないワーカーさんにはトレーナーが指導にやってきます。
ピッキングの逆の仕事であるストーという、納品された商品を保管していく仕事でも生産性を要求されるのは同じです。
パックと呼ばれる梱包でもどれだけ早く、たくさん梱包できるかモニタリングされています。梱包に至っては後ろでストップウォッチで測られることがありました。
どうでしょう。バイトしてみようと思っていたけど止めようかなと思いましたか?まぁ、でもそんなに気にする必要もありません。生産性が悪いからと辞めさせられている人は見た事ないですから。
ただうるさく言われるかもしれないですけどね。ランキングなども全く気にする必要ないです。私は自分のランキングを上げようとか思った事はありません。

しかも、ランキングが上位だからと言って、時給が上がるわけでもないし、ましてや褒めてもらえるわけでもありません。せめて褒めてもらえたらモチベーションも保たれるかもしれないのにね。
いちいち気にしていたら何もできません。私なんか、何を言われても、トレーナーが指導にやってきても、右から左に流してましたよ。んなもん、出来ないもんは出来ないからね。一生懸命に動いてるのに、これ以上無理です。気にすんな!って事です。
私が担当した仕事の種類。
私がアマゾン倉庫で担当した仕事は「ピック」「パック」「リビンウォール」です。今思い出していますがこれだけだったと思います。(仕事の種類はもっとあります。)
一番きつかったのはピック。まだ好きだったといえるのはパックですね。ピックはしゃがんだりラダーを登ったり下りたり。止まることなく動き続けないといけません。
それを何時間も続けるので、終わる頃にはクタクタです。ピックにはもう一つ種類があって、ただのピックとピックトゥーリビンってのがあり、これの方がもっとしんどかったです。
モニタにピックする商品が表示されてすかさずそれを取り出すところまでは同じですが、それを入れる場所がロッカーの様なリビンと呼ばれる棚なので、あっちこっち動き回ります。ただのピックにさらに動きが加わった感じで、かなりきつかったです。
パックはその場から動きませんが、立ちっぱなしなのですごく足がむくみます。ずっと同じ作業ですが、梱包する商品が色々あるので、「へぇこんなのあるんだ」とか「これいいな」とかあります。
そしてエログッズが多いです。エロDVD、SMグッズ、理解できない変態グッズなどなど。上級者エロが世の中多いなと感じるひと時です。
あ、誰が注文しているとかの特定はできない仕組みになっているのご心配なく。どんどん注文して下さい。
リビンウォールというのは、説明しづらいですが、流れてくるコンテナの中の商品を、指定されたロッカーの様な棚に入れていき、その棚の品が揃ったら、そのまま向こう側に押し出します。すると向こう側にいるワーカーがそれをまとめて梱包するんです。うーん。わかるかな?
暇なレーンの担当になった時は、ぼーっと立ったまま時間が過ぎるのを待っているだけですが、忙しいレーンに当たった時はちょこちょこ動き回りますので疲れます。
暇な時は楽ですが、時間が過ぎるのも遅いので、これもまた考え物です。多少忙しい方が時間が過ぎるのが早いですよね。
その日の仕事は何なのか、出勤してからでないと分かりません。同じ仕事がずっと続く時もあるし、一日の中で配置換えがあったりもします。
午前中はピックで、午後はパックに移動とか、しょっちゅうありました。それは倉庫の仕事の流れをスムーズにするように管理しているんでしょうね。
でも色々配置換えがあった方が、私は飽きずに仕事出来ていいなと思います。気に入った仕事だけできたらいいんですけど、そうもいきませんよね。
倉庫アルバイトスタッフの男女比率
倉庫内の作業なので男性が多いのかと思いきや、私の印象では女性が若干多いような気がします。ただし、荷受けやコンテナを持ち上げたりする仕事では男性が多いです。シンプルに力仕事だから。
その他では、私のような主婦が生活費の足しにとアルバイトしている印象の女性ばかりです。あと、定年退職したようなちょっとお歳を召した男性とか。
休憩時間にワイワイ楽しそうにお話ししているのを横で聞いていると、多くの男性は本業があって、アマゾン倉庫での仕事は副業だとかそんな話でしたね。
若い男性は逆に少ない気がします。若いならではのもっと割の良いアルバイトがあるのか・・・。それか夜勤とかかもしれないけど。
ずっと続けていると、だいたい同じ顔触れになったりするので、ちょっとお話したりする人がいました。でも大体の人は一人で来ていて、休憩時間も静かに過ごしていましたね。
女性でも倉庫の仕事ができるかな?と不安に感じていたなら、それは大丈夫です!女性いっぱいいますよ。
私が羨ましいと感じていた仕事。
アマゾン倉庫で仕事していると、色々な仕事の種類があるのが分かります。パックのフロアではひたすら段ボールなどの補充をして回ってる人、大きな袋が乗ったカートをコロコロ動かしてゴミ箱のゴミを集めて回っている人、消毒スプレーを片手に、作業台やスキャナー、手すりなどを消毒して回ってる人などなど。
私がいつも「いいなぁ」と見ていたのは、ゴミを集めて回っている人です。やったことがないから分からないんだけど、すごい楽そうなんだもん。私の知らない所ですごくキツイ事があるのかもしれないんだけど、どうにも楽そうに見えて仕方なかったです。「あれも時給同じかな・・・」とか。
アマゾン倉庫での仕事で、仕事ごとの時給の違いはないと思います。ピックのしんどさと他の仕事の時給が同じってなんか納得いかないと思っていました。夜勤とかは時給が高くなるのは分かるけどね。
結局、アマゾン倉庫でのバイトはブラックなのか?
アマゾン倉庫でのアルバイトは、環境としては良いと思います。
まずは冷暖房完備な所です。荷受けの仕事の場所は外と繋がっているので暑い寒いを感じてしまう場所もありますが、だいたいは良い感じの空調で室温・湿度など保たれています。雨風も当たらないし、そこはとても良かったですね。
あと、食堂の食事は食べた事なかったですが、安くて美味しいと聞きました。売店もあるし、電子レンジやポットもあるし、自動販売機もたくさんある。給水所もそこかしこにあるし、夏場は水が配布されて塩キャンディーが自由に食べられます。
勤務時間はキッチリです。始まりの時間、終わる時間、みんな自分で管理しています。勤務時間が終わったら速攻で手を止めて終わります。休憩に行ったり、退勤時間だったらさっさと帰ります。
あいまいに残業したりはまずありません。

時給は1,150円でしたが、これは地域によって違いがあるかもしれませんね。分かりませんが・・・。
(この時給は数年前のやつなので、最新はもっと高いと思いますよ。)
私としては良くもなく悪くもなくという感じです。仕事内容によってはもうちょっと欲しいと思う時もありましたが、まぁこんなもんでしょうと言う感じです。
しゃべらなくても良い環境というのは、私にとって初めてだったのですごく新鮮でしたね。
気を使って上司と会話したり、客と会話したりしなくていいなんて楽!出勤から退勤まで一言も発せず終わるなんて日もありました。だいたいは「はい」「いいえ」「分かりました」くらいでOK。
だんだん「はい」「いいえ」も言わず、首を縦に振る、横に振る、で乗り切った日もあります。コミュ障かって感じですね。
すごくキツイ仕事がありますが、運動不足解消と思えば、「健康のために体を動かすのにお金までもらえる!」と考えるのも手です。最初は私もそう思ってました。腕に筋肉がついて、ぷよぷよだったお腹周りはシュッとして腹筋らしい影も現れましたから。

そういえば、アスリートみたいな服装で来てる人もいましたね。ぴっちりしたユニフォームにかっこいいスニーカーとか履いてて。
キツイ仕事も考え方次第かもしれませんね。高いダイエットサロンに通うより、アマゾン倉庫で働けばいいだけなのではとお勧めします。
たまに口コミなどで、人間関係が悪いと書いてあるのを見ることがありますが、私の行っていた倉庫でもわめき散らす高圧的な女性のリーダーいましたよ。冷ややかに見つめ返しますけどね。
ま・別にそれも気にしなければいいだけです。やんやいうのはその一人だけで、だいたいは穏やかで優しい人ばかりでした。
場所によるかもしれませんね。もし変な人がいる所に当たってしまったら、うーん。仕方ない。
でもどんな職種にも嫌な奴はどこでも居ます。
私も学生の頃からアルバイト色々しましたし、私のいた職場ではもっとキツくて怖い人いっぱいいました。ねちっこく嫌がらせしてくる人とか普通にいたし、めちゃくちゃ嫌がらせされて辞めていく人を何人も見てきました。
話が逸れましたが、「どこにでも必ず嫌なやつはいる」という事です。いちいち気にしては駄目です。

アマゾン倉庫には仕事をして給料をもらいに行っているだけなのです。
お友達を作りに行ってるわけではないし、周りに嫌な奴がいようとも気にすることはありません。自分の仕事を淡々とこなすだけでOK。
まとめとして「アマゾン倉庫のバイトはブラックか?」について、私の意見としてはブラックではないとしておきます。きっちりバイト代でるし、環境も良い。ただ仕事内容によってはキツイだけ。
でも人と接する事が好きな人には向いてないかもしれません。人と接するの面倒臭いって人は向いてる。
いかがでしたか?アマゾン倉庫のバイト行ってみます?
「辞めたら迷惑かけるかも?」「続かないかもしれないし・・・」「ついていけないかも・・・」などなど色々な不安はあるかもしれませんが、まずはやってみよう。
派遣会社に登録するだけです。
そうそう、1つ言い忘れましたが、しばらく仕事をしていると、派遣会社の人から「人が足りないから〇日入ってくれない?」って申し出を受けると思います。
たくさんシフトを入れて欲しい人はいいのですが、出勤日を調節したい人はどんどん断ってOKです。言われたら「無理です。」とハッキリ言いましょう!
「どうしよう・・いつも断ってたら悪いし・・」なんて思わなくていいです。自分のシフトをしっかりやっていればいいんですよ。
れっつとらい。















ディスカッション
コメント一覧
ありがとうございます。アマゾンで2日働いたところです。デキャント、という種類の仕事をやりました。噂に聴くと、これが一番楽な仕事だそうなのですが、既に腰が痛くて(肥満気味)、50代で、続けられないのでは、と不安です。
派遣会社の人によると、デキャント⇒ストーに行って辞める、または生産性の低い人はこのパターンで辞めるよゔちもっていくそうです。
ネットでみると、生産性あげても時給はあがらないので、無理はするな、という書き込みをみたりたはしたのですが、こちらの記事で、なにか、すごく勇気をもらった気がします。
さぼったりはせず、自分にできることをきちんとやって、無理なら仕方ない。やるだけやってみよう。そう思えました。
人づきあいを必要以上にしなくていい、というところはいいところですし。
ほんとにありがとうございました。
ようこそいらっしゃいました。管理人です。
私のくっだらない話がお役に立てたとは嬉しい限りです。
私も色々なアルバイトパート、ド短期バイト、様々働きました。そこで思ったのは「真面目な人ほどしんどくなる」事が多い。適度に力を抜くことは悪い事ではありません。ただ、真面目に働く人の姿は必ずどこかで誰かが見ている事も間違いありません。なんでもまずやってみる。とりあえず動いてみる事は、自分の時間を大切に使うという事にもつながると思います!こちらこそありがとうございました!
大変失礼いたします。株式会社サイゾー・経済ニュースサイト「Business Journal」編集部と申します。アマゾン倉庫での作業アルバイトにつきまして取材を進めておりまして、ご体験をお電話にてコメント取材させていただくことは可能でございますでしょうか。
こんにちは。私のブログへようこそ。アマゾン倉庫でのアルバイトの取材との事ですね。役に立つかは分かりませんが、お話しすることは可能です。
この取材が進むようでしたら、またの連絡お待ちしております。